偶然に手に取った一冊本ですが、百歳まで元気に生きていける自信をくれました。柴田トヨの「くじけないで」という詩集です。98歳の処女作で、昨年新聞、テレビにも多く取り上げられたそうです。
トヨさんは詩作を始めたのは、90歳を過ぎた時だそうです。1人暮らしして20年、週に6日ヘルパーさん、週に1日息子さんが来てくれます。詩作は人生の生きがいとなり、見舞いにくる息子さんに読み聞かせたり、書き直してたりベストを尽くしています。家族への思い、病院での生活、人生の悟りなど、詩に託してその感性が伝わります。ぜひ、原本を手にすることをお勧めしたいと思います。
巻末に人生の軌跡が記載され、最後結びの一言は平淡だけで、人生の経験を積んでいる分で重みがあります。「人生、いつだってこれから。誰にも朝はかならずやってくる。」って、「一人暮らし20年、私しっかり生きてます。」とのこと。
それにカバーの裏にトヨさんの夢が書かれています。自分の詩集が翻訳され、世界中の人に読んでもらうこと。感動してやまない私、その夢の実現に力になりたくなるほどでした。さっそくネットで調べてみたところ、2011年7月1日付ニュースで台湾で出版されたそうです。もうすこし、早く出会えば。
トヨさんは2011年6月26日に百歳を迎えました。これからも新作が期待できそうで、楽しみです。
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