2011-03-19

中越発 救援物資はもういらない!? 新しい善意(マゴコロ)の届け方

今日読んだ災害救援本に書かれた救援物資について、一部をご紹介したいと思います。

災害の後にまず知人や家族に生活用品を送りたい気持ちは、だれもがあるだろうが、
鳥取県では2006年から、個人からの義援物質を受け取らず、義援金による支援を求めることとした。
あえて防災計画で明文化された理由は明白なものです。
①、質・量とも不揃いな個人レベル義援物資は、そもそも災害時の資源として期待できない。
②、対応に多くの人員を割く必要がある。
③、せっかくの全員を有効に活用できない可能性がある。

実際回り阪神大震災を経験した方々に聞くと、上記の3つとも現実的な課題でした。
加えて、うちに古着など混ざり、もらうか処分するか戸惑ってしまうものがあったり、
大量の物資が届いて、保管も仕分けも配布も、課題となったりしていたそうです。
「やはり救援物資」だと思うなら、最近のベストプラクティスはネット受付システムです。
2007年能登半島地震時に、ネット受付が、送る側と受ける側の間にうまく仲介できたようです。
すべての災害後にすぐ立ち上がられるものではないが、災害地にとってありがたい対応のようです。
ちなみに今回東日本大地震の救援物資受付は、各地政府で開設し始めています。
送る前に、どうか一度インタネットでもご確認してください。

続いて、救援物資より義援金がよいとされる理由を見てみたいと思います。
①、地域経済も被災しているので、お金で買い物し、地域経済を刺激して自力復興を促進しやすい。
②、古着のような不適切な救援物資による救援効率低下を防げる。
③、救援物資のように昼夜到着し、人手が貴重な災害地で仕分け労力を掛けることがない。

最近ニュースでは、東日本大地震の避難所に物資が届けない話がよく出ます。
資源、人手が貴重な災害地で、救援効率を考慮すると、義援金に一票を投じたいと思います。
どのように使われるかと疑問に思うこともあろうか、悩むより信頼できる寄付先にしましょう。
一人ひとりの善意で、きっときっと助けられる人がいると信じたいと思います。

※今回読んだ災害救援本は、これです。
提供先のレスキューストックヤード 様のHPから入手できます。

中越発 救援物資はもういらない!? 新しい善意(マゴコロ)の届け方

(続く)

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